エンジンオイルについて 新井自動車販売株式会社

大田区の車検場 新井自動車販売株式会社

エンジンオイルについて


エンジンオイルとは、エンジン内部の金属摩擦が発生する所に使用する潤滑油のことです。

ベースオイルにいろんな添加剤を混ぜて作られています。オイルが入っていないと、油膜が無いため金属接触で大きな抵抗が発生し、一時的に動いても摩擦熱で焼き付きが起こりエンジンが損傷します。また、冷却作用がないので燃料が燃える時の多量の熱で金属材料の強度の低下や膨張変形し動かなくなります。

@減摩作用       金属摩擦を減らし、エンジンをスムーズに動かします。

A密封作用       ピストンとピストンリングの隙間を密封してガスの吹き抜けを防ぎます。

B冷却作用       エンジンの熱を奪って冷却し、オーバーヒートを防ぎます。

C清浄分散作用    ススや堆積物を洗い落し、エンジンをキレイに保ちます。

D防錆、防蝕作用   エンジン内で発生する水分や酸から金属の錆や腐蝕を防ぎます。

E緩衝作用        局部に受ける大きな圧力を分散させ衝撃力を吸収します。


エンジンオイルの選び方 : 品質・粘度・ベースオイル・記号・マークなどを手がかりに選ぶと良いでしょう。

 

品質での選び方



■ API(エー・ピー・アイ)サービス分類

APIはAmerican Petroleum Institute(アメリカ石油協会)の略称。
エンジンオイルの色々なエンジンを使った試験成績で規定し分類しています。API分類はアメリカ、日本、ヨーロッパ等で広く世界中で使用されています。自動車メーカーは推奨するオイルの品質をAPI分類でAPI SMのように示しています。


 ◎ ガソリンエンジンオイルのAPI分類

     SFからSMまでのサービス分類があります。
     SMが最も高性能の オイルです。なお、現在APIが認証しているグレードはSMしかありません。

     


 ◎ ディーゼルエンジンオイルのAPI分類

     CAからCH-4までの分類があります。なお、現在APIでは CE以下のグレード認証はしていません。

     

     CH-4、CG-4 はアメリカ製大型ディーゼルエンジン対象オイルで日本では市販されていません 。
     又日本製大型ディーゼルエンジン用として「JASO DH−1」規格オイルがあります。
     CF-ll、CD-ll は2サイクルエンジン用です。



■ ILSAC(イルザック)


International Lubricant Standardization and Approval Committee(国際潤滑油標準化認証委員会)

日米の自動車工業会で組織されており、エンジンオイル規格を設定しています。

取得には初期性能や耐久性能等が要求され、性能にあわせてGF-1〜4の規格が与えられます。現在はGF-4が最高基準となり、高い省燃費性能が求められます。 省燃費性はAPI規格の場合には付加的性能ですが、ILSAC GF-3は基本エンジン保護性能と省燃費性を同時に要求しています。


■ ACEA(アセア)

ACEAはAssociation des Constructeurs Europeens d"Automobiles (欧州自動車工業会)の略称

ヨーロッパのエンジン油規格。ACEA A3およびACEA B3はそれぞれエンジン油規格およびデーゼル油規格のうち最高グレードです。 ACEA規格はAPI規格と比べて、オイル蒸発性およびオイルシール適合性においてより厳しい規定が設けられている他、最新の欧州製エンジンでの試験が取り入れられています。

     


■ ドーナツマーク

APIの認証を受けたオイルを証明するマークです。

ドーナツの上半分はAPIサービス分類で、エンジンに対する性能を示しています。 中央は、オイルの粘度を示すSAE表示で、図では10W-30となっています。 また、下半分は、省燃費性を示しています。この確認が出来ないオイルは、この部分が空白になります。




粘度での選び方


自動車に適したオイルの粘度は車種、気温、使用条件(走り方)などによって変わります。

車メーカーは取扱説明書に外気温による使用粘度を表示していますから参考にするのも一つの方法です。日本車で一番多いのが10W-30および5W-30、米国車は日本と同じですがヨーロッパ車は10W-4015W-40が多く指示されています。


      

低粘度(5W、10Wなど)ほど始動性が良く、高粘度(30、40、50など)なほど高速性能にすぐれています。

  *低粘度(5W、10Wなど)   ◎始動性、ウォームアップが早い ◎燃費がよい ◎ファミリードライブ ◎寒冷地向け

  *高粘度(30、40、50など)  ◎高速性能がよい ◎耐摩耗性がよい ◎モータースポーツに適する ◎酷暑向け

SAE 60のような、あまり高粘度オイルはエンジン始動性や燃費が悪くなるので注意して下さい。
(特殊なエンジンまたは条件に限って使用して下さい。)